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【栃木】七色の鳥居で縁結び。『足利織姫神社』

週末、曇天の昼下がりにふらっと小旅行。栃木県・足利市駅から徒歩20分のところにある『足利織姫神社』を訪れました。自分の名前に「織」という漢字が入っていたり物珍しい七色の鳥居が有名だったりと、数年前から行きたい気持ちを募らせていた中、念願かなっての訪問でした。

栃木県『足利織姫神社』

足利織姫神社では、経糸緯糸(たていとよこいと)がよき縁を結ぶとされた、縁結びの神様である天八千々姫命・天御鉾命を祀っています。産業振興の神社としても知られており、名所となっているのは七色の鳥居。2014年には恋人の聖地としても認定されました。

境内までは正面階段を229段登っていくルートが推奨されていますが、七色の鳥居を早く見てみたかったのと「正面階段より楽です」という言葉についつい惹かれ『えんむすび坂』を登っていくことにしました。正面階段の向かって左にある鳥居をくぐり、進んでいきます。

名物『七色の鳥居』

七色の鳥居にはそれぞれ意味が込められています。

最初にお目見えするのは「よき経営と縁結び」をうたう紫色の鳥居。ひとつだけではなく、複数の鳥居が連なっているのも特徴的です。

続いて「よき学業と縁結び」をうたう若草色の鳥居。

さらに「よき人と縁結び」の赤色、「よき知恵と縁結び」の緑色、「よき健康と縁結び」の黄色と続いていきます。

そして一番考えさせられたのが「よき人生と縁結び」をうたう青色の鳥居。突然の大きなスケール感に驚きつつ、もしひとつだけ選ぶように言われたら「人生」を選んでしまうだろうな……としみじみした気持ちに。

最後は「よき仕事と縁結び」の朱色です。

恋人の聖地

えんむすび坂を登りきって振り返れば、見晴らしのいい景色が広がっていて疲れを癒してくれました。たくさんの縁と結ばれたと思うと、晴れやかな気持ちになります。

足利織姫神社は『恋人の聖地』として認定されており、愛の鐘が設置されています。「愛は限りなく広いそして深い」というメッセージは、一年に一度しか会えない織姫と彦星の様を想えば納得感しかありません。

出口には、おりひめの『藤』。藤の花ことばの中でも「決して離れない」というフレーズが、足利織姫神社ご神徳「人生の良縁を結ぶ」にふさわしいものとなっているそうです。

週末の小旅行にぴったりな場所。

いろいろなご縁を結びに行ってみてくださいね。


ライター:しおり

1991年生。旅行・カフェが好きな副業ライター。本業ではマーケティングとPRに従事しています。人との交流を通して学び続けていたい人。人生のテーマは「場の創造」、モットーは「想像できることは実現できる」!

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