35歳からの女性が気をつけるべきこと
白金美容薬膳主宰の吉原典子です。
「人の身体は、男性は8の倍数、女性は7の倍数で変化する」
CMで一度は耳にしたことがあるはずのこの言葉は、中国最古の医学書『黄帝内経』(こうていだいけい)に書かれていたものです。
前回の「28歳からの養生」に引き続き、今回は35歳からの女性が気をつけるべき点について触れていきます。
35歳からの養生
35歳の世代は、お仕事では責任あるポストを任され、ご家庭では家事や育児に追われ、ストレスが溜まるばかりかホルモンバランスまで崩しがちです。
特にしっかり養生をしなくてはいけない年代にもかかわらず、時間のない中ではご自身のことはどうしても後回しにしがち。ストレス過多でイライラしやすい自分自信を責めたり後悔したり…。
ホルモンバランスを保つには「腎」が要
中医学では、老化やホルモンをつかさどる臓器は「腎」と言われています。「腎」を養生するために、以下の食材を摂り入れましょう。
黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、エビ、ニラ、ブロッコリー、えごま
そして、不足しがちな「血」を補う赤い食材(赤身肉、カツオ、マグロ、サーモン、なつめ)などを補いましょう!
ゆっくり休むことも養生なので、質の良い睡眠を心がけるといいですね。
6月の薬膳茶は、高い抗酸化作用のあるグリーンルイボスをベースにしました。こちらもぜひお試しください。
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