ベリーソースが滴るマキベリーのスフレチーズケーキ
チーズケーキは「ベイクドチーズケーキ」「レアチーズケーキ」「スフレチーズケーキ」と大きく3つにわかれ(意見はいろいろ)、そこから派生してニューヨークチーズケーキとかバスクチーズケーキ、はたまたチーズタルトなんてのもあります。
それぞれによさがあるからどれも好きですが、自分でつくるとなるともっとも出番の少ないのがスフレチーズケーキです。なぜだろう。
スフレチーズケーキだってもっとスポットライトをあびていいはず。あるときそう思って、ノーマルなスフレチーズケーキをうんとゴージャスにしてみました。
主役は「マキベリー」。
食材豆知識
【マキベリー】
マキベリーに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」には強い抗酸化作用があります。ビタミン、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、カリウムといった栄養成分も。エイジングケアに最適なスーパーフードです。
粉末になっているマキベリーパウダーは、さまざまなレシピに取りいれやすく、見た目が美しい色になるうえに手軽に栄養成分を摂取できます。
グルテンフリーのシンプルなスポンジケーキをケーキ型の底にしいて、そのうえにマキベリーのスフレチーズケーキを流し込み、焼きあげました。
低糖質グルテンフリー「マキベリーのスフレチーズケーキ」レシピ
材料(22.2×9.9×5.6cm ケーキ型1台分)
【スポンジ生地(24cm丸型1台分 1.5cmの厚みになる)】
- 卵:2個
- エリスリトール:30g
- アーモンドパウダー:135g
- タピオカスターチ:10g
- ベーキングパウダー:大さじ1
- アーモンドミルク(orクリーム)の水分:50g
- ギー:50g
- バニラエクストラクト:大さじ1/2
【マキベリースフレチーズケーキ】
- クリームチーズ:200g
- ギー:30g
- マキベリーパウダー:大さじ2
- 卵黄:2個分
- エリスリトール:20g
- タピオカスターチ:10g
- アーモンドミルク(orクリーム)の水分:100g
- 卵白:3個分
- エリスリトール:30g
【ベリーソース】
- ミックスベリー:150g
- エリスリトール:7g
- ラズベリー:適量
つくりかた
①ボウルにスポンジ生地の卵とエリスリトールをいれ、もったりするまでよく泡立てる
②残りの材料を加え、さっくり混ぜあわせる
③型に流しいれ、170℃に予熱しておいたオーブンで22分焼く
④ボウルにクリームチーズ、ギー、マキベリーパウダーをいれ、しっかり混ぜあわせる
⑤耐熱ボウルに卵黄、エリスリトールをいれて混ぜる
⑥タピオカスターチを加えたら粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜあわせる
⑦アーモンドミルクをいれよく混ぜあわせる
⑧とろみがつくまでレンジで加熱する(ときどき出して混ぜあわせながら)
⑨ ⑧が熱いうちに④のボウルへ加えよく混ぜあわせる
⑩別のボウルで卵白とエリスリトールとあわせ、角が立つまでしっかり泡立てる
⑪1/3量を⑨に加えて混ぜあわせる
⑫ ⑪を⑩のボウルにいれ、全体をよく混ぜあわせる
⑬スポンジをしいたケーキ型に流しいれ、160℃に予熱しておいたオーブンで50分湯煎焼きする
⑭そのままオーブンに30分以上いれたまま放置
⑮オーブンから出し粗熱をとったらラップをしてひと晩冷蔵庫で冷やす
⑯型からはずし、ミックスベリーとエリスリトールをフードプロセッサーで撹拌したソースをかけ、ラズベリーをトッピング
甘酸っぱいマキベリーのスフレチーズケーキの完成です。ふわっふわで軽くて口あたりなめらか。食べすぎ注意報が発令されます。
レシピでつかった「アーモンドミルク」は、以前別のレシピで脂肪分のみを利用した、ココナッツミルクやココナッツクリームの残りの水分です。冷凍しておき、こういったレシピのときに余すことなくつかいきります。
このレシピでつかったちょっとおもしろい型は、CHEFMADEのチーズケーキという名前のもの。
型離れしやすく、サッと汚れを洗い流せる点もお気に入りポイント。
ほかではなかなか食べられない特別なスフレチーズケーキになったので、マキベリーをほかの食材にかえてアレンジレシピを楽しみたくなりました。
これで、スフレチーズケーキの出番もきっと増えることでしょう。・・・たぶん。
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ブラックオーバルプレート:Francfranc、ケーキサーバー: cotta、マグカップ:Sarah Grace、プレート(大):Sarah Grace、プレート(中):Sarah Grace、フォーク:Cutipol GOA