インディゴの呪いって知ってる?「ヘナ=髪に優しい」とは限らない
前回の初来店の際、史上最強に中庭を困らせてくれたケイコちゃん(≧∇≦)
※何が起こったのかはこちらをご覧ください!
そして今回も…
ひともんちゃく!(≧∇≦)
ヘアドネーションをするために髪を伸ばしている最中のケイコちゃん。だから、オーダーは前髪カットとヘナのみです^ ^
が、しかし…
中庭「そういえば、ケイコちゃん。前回、今まで自分でヘナの2度染め(※)してたって言ってたよね?」
※ヘナの2度染めとは…ナチュラルヘナ(オレンジ)とインディゴ(青)で髪を染めること。主に白髪染めとして行ないます。
ケイコちゃん「そうです♪定期的にやってました!髪を傷めずに白髪を染めたくて^^」
中庭「そかそか^^ じゃあ、定期的に自分でヘナの2度染めしていると髪を明るく染められないっていうのは知ってる?」
ケイコちゃん「…えぇ~!? 何でですか!?」
中庭「やっぱり知らないよね~。これはね…
インディゴの呪い
っていうんだ」
イ、インディゴの呪い…!?
ケイコちゃん「な、なんですかソレ…!?」
インディゴの呪いとは?
ヘナで白髪染めをする場合、ナチュラルヘナ(オレンジ)とインディゴ(青)の2種類を使います。
ナチュラルヘナで染めると白髪はオレンジ色になり、その後インディゴで染めあげるとこげ茶や黒っぽい色でしっかり染まります。
手間ヒマはかかりますが、髪のダメージがないので自宅で行う方も多いヘナ。しかし、知っておかないと後で後悔しちゃうかもしれないことがあります。
それは…
インディゴは強烈に髪に残留する
ということ。
インディゴをしたのが1度や2度ならまだしも、写真のように3回、4回、5回、6回…と定期的に繰り返し染めていくと、髪の頭頂部付近から毛先までインディゴがどんどん残留します。ブリーチしてもまったくインディゴが抜けません。
また、自分で塗っていれば、サロンでやるのとは違って当然塗りムラができます。気分転換に少し髪を明るくしたいと思ってカラー(ブリーチ)してみるとよくわかります。
インディゴが抜ける部分と抜けない部分が混在し、100%ムラムラの大惨事になります!髪を明るく染めたいなら、まずインディゴを使うのはやめましょう。そして、インディゴで染めた部分がほぼ無くなるまで、数年間ほど髪を育ててからでないと明るいヘアカラーはできません…。
これを『インディゴの呪い』というんです。
インディゴは、ヘナの知識を持たない一般の方が使うには大きなリスクが伴いますのでご注意を!インディゴを使用したい場合は、数年先までのヘアカラーの見通しを踏まえ、美容師さんに相談の上で行なうことが重要です。
『インディゴの呪い』にかからないためにもね!
悔やむケイコちゃん
ケイコちゃん「髪に良いと思って続けてました~…」
中庭「そう、ヘナは“手放しで良いと喜べる天然のもの”ではなく、天然のモノだからこそ使い方によっては毒にも薬にもなるんだよ」ということで、今後はナチュラルヘナ(オレンジ)だけで髪を染めていき、ヘアドネーションのタイミングでカラーチェンジをする見通しを立てました^ ^
ではではー、ナチュラルヘナと前髪カットでケイコちゃんのニュースタイル完成~!
仕上がりはこちら♪
ルンっ♪
前髪切って可愛くなったね♪ ヘアドネーションまであと半年。髪、頑張って伸ばそうね~^ ^
ケイコちゃんどうもありがとう!また待ってる!
今回はここまで!
ってな
ちん!