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ヘアカラーで失敗しないために覚えておきたいこと

こんにちは!表参道SENSE Hairのトップスタイリスト、利根川 陵です!

気軽に”とね”って呼んでくださいね♪

クセ毛とダメージヘアでお悩みの方が、もっともっとヘアを楽しむためのお手伝いをさせていただいています(*^^*)

今回はカラーのお話です。カラーリングはカラー剤を塗って終わりではありません…!扱い方が大切なんです。
 

今回のとね’s ゲスト

とね's ゲストアヤカちゃん

4ヶ月ぶりに来てくれたアヤカちゃん♪どうやらお付き合いで別の美容室に一度浮気しちゃったんだとか(笑)

別の美容室に行ってみるのは全然いいのですが、見てみると髪が結構明るくなっています…!

アヤカちゃんいわく、その美容室でツヤツヤになるという新しいカラー剤をゴリ押しされ、そんなに言うなら…とやってみたのだとか。

色が飛んだ部分の髪

しかし、みごとに髪の中間部分だけ色が飛んじゃっています。

 

カラーリングで大切なこと

実はアヤカちゃんは中間~毛先は「ストパー毛」。でも最近は全体をクセ毛に戻すためにストレートパーマをかけずに伸ばしていたので、根元~中間部分は「自分の髪質」だったんです。

中間~毛先の「ストパー毛」部分は熱処理がされているため、当然明るくなりにくく、色も沈みやすくなります。

一方、アヤカちゃんのもともとの髪は明るくなりやすく、退色もしやすい髪質。

だから、中間部分だけ色が飛んでしまったということは明らかに髪質を見極めないまま、根元~毛先まで同じ薬剤を一度に塗った証拠!(-᷅_-᷄๑)

旬のカラーをオススメするのは良いのですが、「オススメのカラー剤があるから」という謳い文句で営業するだけであれば、ハッキリ言って迷惑です。

誤解を招かないために言っておきますが、もちろん、そのカラー剤が悪いとはこれっぽっちも思っていません。

要は“扱い方”の問題なんです。そのカラー剤がすごく良い色味や質感になるとしても、扱う美容師がお客様の髪質や状態をしっかり見極めて使わなければまったく意味がありません。

「これを塗っとけば間違いない!」と思って、何も考えずにただ塗るだけでは今回のようなミスが起きるでしょう。

せめてお客様の髪質や髪の状態にあわせた最低限の薬剤の塗り分けや時間差塗布など、基本的な技術を怠らないでいただきたいです( *`ω´)(利根川はおこです)

カラーリングは“カラー剤”ではなく、“技術”です。

厳しいことを言っているかもしれませんが、利根川は“物”ではなく“事”で支持される美容師になりたいと思っております。ご理解いただければ嬉しい限りですm(__)m

 

修正カラー

ということで、アヤカちゃんのカラーを修正していきます!

カラーリング中

写真は薬剤の塗り分け、時間差塗布中。ここしっかり!(笑)

そしてカットして…アヤカちゃん完成!ルン♪

アヤカちゃん完成

美ボブが復活

美ボブなアヤカちゃん

美ボブなアヤカちゃん

はい!アヤカちゃんの“美ボブ”が復活~♪グリーン強めのマットアッシュで透明感を残した暗髪に☆

アヤカちゃんビフォア&アフター

アヤカちゃんビフォア&アフター

明るくなり過ぎていた部分も綺麗にトーンダウンされてツヤも復活(≧∀≦)

アヤカちゃん!浮気はダメよ!!(笑)…ってのは冗談で、来てくれてありがとね♪またお待ちしています。

 

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