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もう梅雨のクセ毛に悩まない!うまくつき合う3つのポイント

梅雨とクセ毛

雨が多くなると湿度が高くなり、どうしてもクセが出やすくなったり、広がったりするもの。朝しっかりとスタイリングしたはずなのに1日持たず、気づいたらすぐにうねってしまってクセが戻っていた…なんて経験ありませんか?

クセ毛さんにとって、この時期は悩みのタネがつきませんね。

 

クセ毛はなぜ梅雨に出やすいのか?

これは、タイムリーにお客様からいただいた質問です。

なぜ梅雨にクセ毛が出やすいのかというと、その原因は髪の毛の中の水分量にあります。通常、髪の毛は約13%の水分を保っています。しかし、梅雨時期は湿度の上昇で毛髪中の水分量が増加しやすく、髪が膨らむことで広がりやクセの原因になります。

普段クセ毛の方はさらにクセが強くなり、普段はストレートだけど雨の日にはクセを感じるという“隠れクセ毛”の方も、梅雨の間は長期的にクセの影響を受けやすくなります。

 

そもそも、なぜクセ毛になるのか?

クセ毛の構造

髪には水になじみやすい部分と水になじみにくい部分があります。直毛の方はこのふたつの部分がうまく混じり合っていますが、くせ毛の方は偏って別れてしまっています。

その偏りが原因で、髪がねじれたり波を打つようにクセが現れたりしてきます。

 

ダメージが原因でクセ毛になる?

髪の毛はダメージを受けることで表面に穴が空きます。そこから髪の中の栄養が抜け出すと、髪の内部の構造が変わり、突然クセ毛になるケースがあります。

原因としては、毎日のヘアアイロンや美容室での施術、紫外線などによる過度なダメージがあげられます。またダメージでできた穴に空気中の水分が入り込むことで、さらにクセの強さが増していきます。

 

梅雨のクセ毛対策

1.縮毛矯正をかける

「縮毛矯正」とはクセを伸ばす技術のこと。1度かけるとクセを半永久的にまっすぐにすることができます。まったくクセをなくしたいという方にはオススメの方法です。

しかし、「縮網矯正」は一度かけると落とすことが難しいものです。矯正をかけた部分はパーマがかからず、カットするまでストレートのままになってしまうデメリットがあります。また、ダメージのリスクも高いので、かける前によく検討することが大切です。

 

2.スタイリングをする

◆ブローをする
ブローをする

くるくるドライヤーやロールブラシなどを使ってブローをしながら、クセを伸ばして落ち着かせてましょう。そうすることで、髪の広がりをおさえて、まとまりやすくします。

☆Point:朝起きたら軽く髪を濡らして、少し湿った状態からブローを始めること!

髪が完全に乾いた状態だと、どんなに頑張ってもクセを伸ばすことはできません。全体的にブローし終わったら、冷風に切り替えます。冷風を髪にあててあげると、髪の形が固定されやすくなります。

仕上げにツヤ出しのスプレーやオイルトリートメントで保護すれば、さらに持続性が上がります。

◆ストレートアイロンを使う
ストレートアイロンを使う

ブローよりもまっすぐにする力が強く、その日限りの縮毛矯正ともいえます。1日、しっかりとクセを伸ばしストレートスタイルにしたい方にオススメです。

☆Point:ストレートアイロンは、しっかりと髪が乾いた状態で使ってください!

温度は高温で使用せず、120~150℃前後で使用すること。髪に過度な負担をかけずにすみます。1週間のうち、使う頻度が多い方ほど注意しましょう。

◆コテで巻く
コテで巻く

ブローやストレートアイロンはクセを伸ばしたり、収めるというものでしたが、コテは真逆です。湿気などでランダムに出てしまったクセを、整ったウェーブスタイルに仕上げるのが目的。

まっすぐなスタイルではなく、ウェーブスタイルにしたい方にはおすすめですね^^

☆Point:基本はストレートアイロンの使用時と同じです!

巻いた後、ミディアムほどのセット力のヘアスプレーやワックスなどを使うことでキープ力がアップします。ストレートアイロンやコテなら、その日の気分で使い分けることもできるので、服装やTPOに合わせて髪型を変化させてもいいですね。

 

3.髪の毛を乾燥させない

梅雨時期に乾燥…?そう不思議に思われる方も多いですが、実はこの時期に髪の毛が乾燥している方が多いのも事実です。

クセ毛の方はもちろん、カラーやパーマ、縮毛矯正をされている方も要注意。乾燥状態の髪の毛は水分を欲しています。そんなときに湿度の高い屋外に出てしまうと、一気に髪の毛の中に水分が入り込んでクセを誘発してしまいます。

だからこそ、髪はしっかりと保湿された状態にしておきたいもの。保湿効果の高いシャンプーやトリートメントなどを使用し、家を出る前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけましょう。そうすることで髪の水分量が整えられ、湿気の影響を最小限に抑えてくれます。

湿度の高い梅雨時期でも油断せず、髪の毛の水分量にはつねに気を使うようにしましょう。
※ただし、トリートメントのつけすぎには注意!過去にこの説明をうけたお客様が必要以上にトリートメントをつけてしまって髪がベタベタになり、ボリュームが出にくくなった…といったケースがありました。

 

梅雨でもクセ毛とうまく付き合おう

これまで紹介したクセ毛対策をよく読んで自分のクセと向き合い、うまく付き合えるようにしていきましょう。

「私は面倒くさがりだからなぁ」という方は、縮毛矯正やストレートパーマなどをおすすめします(笑)かけると、とにかく楽になります。

ここから1.5ヶ月ほどは湿気が気になる時期に突入します。正しいヘアケアと髪の扱いを理解して、ストレスフリーに梅雨を乗り切りましょう。
では、今回はこの辺で^^

 

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