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夏の疲れた体や肌に良い「甘味」をご存知ですか?

白金美容薬膳主宰の吉原典子です。

今週末は「秋分」の日。

一年のうちで昼と夜の時間が同じ長さになり、秋分の日を過ぎると日に日に秋が深まり冬へのカウントダウンが始まります。

今年の夏は例年以上に暑い日が続きました。クーラーの冷気、そして冷たいものの暴飲暴食をしてしまった方も多いのでは。

その結果、体力が消耗し夏の疲れがどっと出てくる時期でもあります。

今のうちに疲れた胃腸を元気にし寒い冬を乗り切れるからだづくりをしていきましょう!

 

夏の疲れを癒す「甘味」とは?

薬膳では元気をつけるには「甘味」を摂るとよいと言われています。

その甘味とは、自然の甘みのある食材のことで、イモ類、米類、豆類などが代表的。

中でも特におすすめの食材は、「カボチャ」「サツマイモ」「山芋」など秋が旬の食材です。

これらは、胃腸の働きを整え疲れを取り、体を温める作用があります。

元気がない、食欲がない、疲れやすい…そんな夏の疲れが出ている時期に摂りたい「甘味」ですね!

夏の疲れた体や肌に良い薬膳食材

元気の「気」を補うにはキノコ類もおすすめです。

シイタケ、まいたけ、しめじ、エリンギなどがそれに当たります。

キノコ類は低カロリーなので、沢山食べたい”食欲の秋”に嬉しい存在ですね。

これらの食材を効果的に摂りたいのであれば、スープ、おかゆ、煮物、鍋物など消化に良い調理方法がおすすめ。

揚げ物、生もの、つめたく冷やしたもの、激辛な味付けのような調理法は消化に悪いので避けるに越したことはありません。

また、真夏のように生野菜や夏野菜の摂りすぎも、身体を冷やす原因になるので控えた方がベターな食べ物です。

 

 

この時期は昼夜の寒暖差が激しいため、温度調節のできる服装を心がけ、身体の外からも冷やしすぎに気を付けましょうね。

 

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