「クセ毛の悩み」部分的な縮毛矯正でも解消します
梅雨の縮毛矯正(ストレートパーマ)の前に…
やはりこの時季、縮毛矯正のオーダーが増えます。クセ毛の人にとっては一番イヤ~な季節でもありますしね。
湿度が高くなりクセが出る、汗をかくのでクセが出る、何をしてもクセが発生。だから縮毛矯正したくなるのはある意味正しいです。
ただ、縮毛矯正が“全体に”必要なのか、ってとこを見直すとそうでもなかったりします。ほとんどの方が気になるクセの部分って、実は前髪もしくは顔周りだからです。
「全体にかける必要ありますか?」
必ず僕は聞いています。
前髪・顔周りのクセと後ろのクセは強さが違うことが多いんです。むしろ顔周りの方がクセの強い人が多かったりする(もちろん個人差はあります)ケースも。
たとえばこちらのゲストの場合、顔周りのクセは気になるところです。他人からも一番目につきやすい部分でもありますしね。でも後ろの髪は、クセを活かした方がステキに仕上がるでしょう。
ゲストそれぞれが持っているクセに対して最適な長さや軽さがあり、カットでおぎなえる場合が多いことも事実。もちろん、ゲストの好みやクセに対しての気になる度合も違ってきますから、専属の美容師と相談するといいと思います。
だから「全体にかける必要ありますか?」と確かめるんです。
彼女のように、赤印の箇所だけにやる部分縮毛矯正で悩みやストレスが解消される可能性もあります。
部分縮毛矯正のメリット・デメリット
全体縮毛矯正と比べたときの、部分縮毛矯正のメリット・デメリットをあげてみます。
【メリット】
- 料金が圧倒的に安い
- 時間が圧倒的に短い
- 自分のクセを活かせる
- 美容院に行きました感がそれほどない
- クセを残すのでアレンジがしやすい
【デメリット】
- 時間が経過すると縮毛矯正をかけた範囲が分かりづらい(完全に美容師目線)
僕の見解にはなりますが、メリットしかないです。もしかしたら全体的に縮毛矯正をかけなくて済むかもしれませんので、一度専属の美容師にお尋ねください。
ヘアケアによっては、縮毛矯正自体をかけなくてよくなる可能性もあります。実際に僕のゲストの中で縮毛矯正をかけなくなった方が多数いて…その話はまた今度。
自分にとって一番の縮毛矯正をして、サラサラ髪を楽しみましょう!
それではまた。