まっすぐ過ぎない切りっぱなしボブ☆毛先がまとまる2つのヒミツ(1)
ワンレングスの切りっぱなしボブは、シルエットがまっすぐ過ぎてあまり好きじゃないみたい…
それならばと、少し段を入れて毛先に丸みを出す切りっぱなしボブのスタイルを提案!
これなら切りっぱなしボブ感を残しながら、ラフな毛束感も出せるので一石二鳥。
MOEMUちゃんも気に入ってくれたみたいで、早速カット開始!!!
MOEMUちゃんの髪質
- 直毛
- カラーをして3ヶ月経過
- 半年前にかけたパーマが毛先に少し残っている
- はねやすい生えグセのえり足
この4つ。
サイドと後ろから見ると、毛先のパーマはほとんど残っていません。
写真からだとわかりにくいのですが、左側のえり足がはねやすくなっています。そこを気をつけて全体の長さを決めていきます。
オーダーは毛先が肩につくかつかないかくらいの長さ。
やっぱり切りっぱなしボブはそれぐらいの長さのほうが、自分でも仕上げるときにやりやすいのかなと思います。
ここからバッサリいきます!
まずは、えり足の気になるところからカット。
ある程度カットしたら、今度はフリーハンドでテンションをかけないように切っていきます。
そうすることで、乾かしたときに長さが思った以上に短くなりません。
また、クセも自然におさまります。
サイドの髪を切っているときにパシャリ!
こんな笑顔でいてもらえて、僕もカットをしていて本当に楽しいです☆
切り落とした髪の毛の残骸はちょっと怖いですね…(笑)
そしてカラーリングへ
今回はあわせて「毛先のダメージがちょっと気になる…」という相談も受けていました。
こんな感じで根元が3cmくらい伸びちゃっていますね。
でも、これ以上は毛先にダメージを与えたくない。
そんなとき、毛先の退色がそんなに気にならない場合ならリタッチをおすすめします!
なぜなら、根元だけ染めて毛先とカラーをつなげれば、髪に無駄なダメージを与えず、負担もかかりません。
さらに、毛先がまとまりやすいドライヤーのかけ方をすれば、本当にツヤツヤサラサラになります!!
※これは「まっすぐ過ぎない切りっぱなしボブ☆毛先がまとまる2つのヒミツ(2)」で伝授します☆
なので、今回はリタッチだけでいきます!
見やすくまとめてみました。
約20分放置してからシャンプー、そして仕上げのドライにうつります。
次回は毛先がまとまりやすいドライヤーのかけ方とともに、MOEMUちゃんの段あり切りっぱなしボブの仕上がりをお伝えします!