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はじめまして「グルテンフリー生活」

今年でグルテンフリー生活8年目(2018年現在)。私がグルテンフリーに興味を持ったきっかけや、「そもそもグルテンフリーってなに?どんな効果があるの?」という疑問にもお答えしていきます。

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グルテンフリー「シフォンケーキ〜マキベリー豆腐クリームを添えて〜」

画像は、以前ワークショップをしたときにご好評いただいたシフォンケーキ。「グルテンフリー生活」は、実はとても簡単なんです。

グルテンフリーとの出会いは偶然に

私はそれまで、ご飯よりも断然パン派と豪語するほど無類のパン好きでした。片っ端のパン特集を読み漁っては交通費をかけてまで遠くのパン屋さんに行くことを厭わなかったし、1日3食パンという生活を数年過ごしたことも。

お味噌汁にもパンだったのを「あれは正直ツラかった」と、別れてから数年後に再会した元同棲相手の元彼に言われたことを、今でも忘れません(汗)。自家製酵母をつくって自宅でパンを焼くこともあったから、私がどれほどパンを愛していたかはもうこれ以上説明の必要がありませんね。

すべての流行を追うわけではありませんが、”食”と”美”についての情報は敏感な方でした(現在進行形)。ある日、私が偶然目にしたのは海外の美容メディア。そこにはこんなことが書かれていました。

グルテンは麻薬のような中毒性があって肌にも健康にも良くない

そんな主旨。

思い起こせば、私は常にパンを求めパンを食べ続けていましたが、いつも満たされない気持ちでした。食べても食べても物足りないんです。確かに胃は膨らむけれど、脳が満足を感じていなかった。あぁ、これがきっとグルテン中毒なんだなと私は悟ったんです。

食べることが好きなのと同じくらい、美容に良いことを取り入れるのが好きな私は、一度グルテンフリー生活を試してみようと思いました。

パンを買うのも、当時ハマっていたグルメバーガー(ファストフードではなくバンズにもパティにもこだわっているハンバーガー)巡りも止め、ごはん中心の、あるいはグルテンフリーのパンやパスタを選択し、もちろんグルテンが含まれるメニュー(まさかと思うようなメニューにまでグルテンは含まれます)を避けた食事をすること約2週間。

辛くなかったかって?

いえ、それがまったく。心もカラダもかつて感じたことのない清々しさに満ちている自分に驚きました。アゴにしょっちゅう出現していたニキビがなくなるという嬉しい発見も!

グルテンフリーにして、精神的にも外見的にも良いことしかなかった。これが、私がグルテンフリー生活にシフトした理由です。

グルテンフリーとは?

以前よりもだいぶ市民権を得た「グルテンフリー」というワードですが、ハッキリと分かっている人はまだそう多くいません。

「グルテンフリーとは」と書かれている情報メディアはたくさんあります。それに対し「アンチグルテンフリー」な意見も当然。どちらにせよ、記事を書いたライターの何パーセントが、実際にグルテンフリーを経験しているのでしょう?

グルテンは、小麦(”ヘルシー”ともてはやされる全粒も)・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の混合物です。パンがフワフワと、うどんがモチモチとするのはグルテンのおかげ。柔らかさやもっちり感は粘着性のあるグルテンだから出せるんです。

その粘着性は、ときにやっかいな働きをします。

栄養素の分解と吸収を妨げ消化不良

消化管内に「糊(グルー)」が残留

免疫反応に異常

腸内や免疫系に影響を及ぼす可能性のあるグルテンを避けた食品などが「グルテンフリー」に区分されています。

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グルテンフリーの効果

グルテンフリーの効果をお伝えするよりも、「グルテンフリー生活が向いている人」をご紹介した方がピンとくるかもしれません。

・いつもお腹が張る
・喘息持ち
・常に鼻が詰まる、鼻水が止まらない
・不眠、睡眠障害がある
・いくら食べても満腹感がない
・花粉症
・妊娠しにくい
・PMS(月経前症候群)、生理不順
・頭痛や偏頭痛の日が多い
・イライラしやすい
・集中力がない
・気分の浮き沈みが激しい
・肌荒れ、肌くすみが気になる
・原因不明の不調が続く

「!」と思うことがあったかたへ。これから少しずつ、グルテンフリー生活のヒントをお送りしていきますので、参考にしてみてください。

最後に大事なこと

食も美容もいろんな意見があっていいと思います。グルテンフリーが合う人合わない人がいますし、やるかやらないかは個人の自由です。

決して強制するつもりはありませんし、私自身100%グルテンフリーではなく外食時にはグルテンを摂取することもあります。

できるかぎりヘルシーに美味しく楽しく美しく♪がモットー。インナービューティーを習慣にして、今よりもっとキレイになりましょう!

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