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そのうねり髪「自分でつくってるクセ毛」かも

髪の悩みで多いのが、まとまりづらくて広がること。うねり髪やクセ毛に嫌気が差す…そんな人のために、オシャレな街のオシャレなサロンのおかしな美容師こと、ヘアケアアドバイザー ニワちゃんが救いの手を差し伸べます!!

今回のNiwa’sゲスト、ミナさん!

今回のNiwa'sゲスト、ミナさん

ミナさん「中庭さん、はじめまして♪横浜の美容室シェルターの愛さんから中庭さんのことを聞いて、ブログを読みはじめて今回来ちゃいました!」

中庭「わー!ご縁が繋がっていますね!ようこそDress hairへ♪」

ミナさん「本当はパーマをかけてみたいんだけど…昔から髪がまとまりづらくて、広がりやすいんです」

中庭「そうなんですね……むむっ!?(この髪はもしや…)

 

このクセ、間違いない

少しクセのあるミナさんの髪

うん…間違いない!

中庭「この髪のクセと広がりはミナさんが自分でつくっています!(ドーン)

ミナさん「え~!? 自分で!?

中庭「はい。間違いないです。これは…さわりグセです」

 

今回のNiwa’s Eye‼︎(ニワズアイ)

ニワちゃんキュピーン☆

『さわりグセ』について

解説しよう!『さわりグセ』とは普段自分の髪をさわるとき、無意識に「圧」を強くかけてさわってしまう習慣がある人に見られる“後天的クセ毛”のことである。

さわりグセの特徴

『さわりグセ』の特徴として髪の根元側は綺麗ですが、中間~毛先にかけて広がることが多く見受けられます。しかし、表面の髪をペラリとめくったら見える内側の綺麗な髪。これこそがミナさんの本来の髪質なんです。

さわりグセの特徴その2

ミナさんの場合、右サイドのさわりグセは弱め。ですが、後ろ~左サイドの表面、そして中間~毛先にかけて

  • 広がる
  • ザラつく
  • ジリつく

といった、『さわりグセ』特有の特徴が出ています。

 

『さわりグセ』の正体に驚くミナさん

驚くミナさん

ミナさん「ガーン‼︎ ま、まさか自分で髪を傷めていたなんて…」

注目!ミナさんの髪のさわり方

ミナさんに普段通りに髪をさわってもらいました。

髪を強く握ってしごくようにさわっています。

こちらは毛先をぐぅぅっと強く圧をかけながらしごいています。

 

ここ、テストに出るよ!

ニワ先生

ニワ先生「これが『触りグセ』!本来の自分の綺麗な髪を自分で傷めてるんだ。ここ、テストに出るからね!

 

うねり髪やクセ毛は習慣によってつくられる

生まれてこの方、自分の髪は広がりやすくまとまりづらい“クセ毛”だと信じていたミナさん。でも、実は違いました…!無意識のうちに自分でつくっていたのです。

『さわりグセ』に関しては他の美容師さんからの反響も高かったポイント。そこで、『さわりグセ』の見分け方を美容師目線で書いていきます^ ^

 

『さわりグセ』の見分け方

さわりグセの見分け方

まず、お客さんが来店したときの髪の様子を観察します。『さわりグセ』の特徴は根元が綺麗なのに毛先がじりつくこと。この特徴が見られて、施術履歴にパーマなどがない場合は『さわりグセ』か『結きグセ』です。次に内側もチェックします。

さわりグセは内側もチェック

サイドの内側部分が一番わかりやすいかもしれません。そして『触りグセ』の可能性を感じたら「普段どうやって髪をさわってますか?」と、実際にお客さんに自分の髪をさわってもらいます。(もしくはお客さんがお話しながら髪をどうさわっているか観察します)

ミナさんのさわりグセのやり方

ミナさんの場合は、手を上からかきいれてグギュゥゥゥッと圧をかけながら握るように髪を引っ張っている。これを何度も繰り返して、このさわり方が習慣になっています。
このさわり方による過度の摩擦の繰り返しが原因で、本来ストレートのはずのミナさんの髪がじりついてしまっているんです。

 

『さわりグセ』への対処法

中庭の場合は、この『さわりグセ』による髪のダメージをカットのみで対処することは不可能。パーマ毛やクセっ毛のようにワックスやムースで活かすこともできません。だからまず、このさわりグセを「止めてもらう」ことが先決。

また、髪をさわるときの手のカタチもレクチャーします。

髪をさわるときの正しい手のカタチ

指で髪を握らず、指を開いたまま梳くようにします。つまり、髪を引っ張らない、摩擦をかけないということが重要です。

そして中庭の一番の解決法はお客様と相談の上、縮毛矯正で髪質を“リセットする”という方法。今回、ミナさんにはこちらの縮毛矯正を提案させていただきました^ ^(パーマはさわりグセと同じチリチリした質感になりやすいのでオススメしていません)

縮毛矯正中のミナさん

『さわりグセ』によって一度傷んだ髪は、さわり方を改善しても元の髪質になるわけではありません。これは『結きグセ』も同様です。縮毛矯正しないのであれば、1年~2年ほどかけて気長にカットしながら元の髪に戻るのを待つしかありません。その間はブローやアイロンでお手入れをします。

『さわりグセ』を解消する選択肢は

  • 縮毛矯正でクセを伸ばすか
  • クセを切るか

のどちらかの対応となります。

 

ということで、ミナさん完成~!

ミナさんの縮毛矯正の仕上がり

ルンっ♪ツヤ髪ロングボブ♪

髪を伸ばしていきたいミナさんの希望をくんで、できるだけ長さをキープしながらナチュラルに縮毛矯正しました♪これからは手ぐしで乾かすだけで毎日ツヤ髪♪

ミナさんビフォア・アフター

とはいえ、これが本来のミナさんの髪質。矯正でクセを伸ばしたわけではなく、元のまっすぐな髪に戻しただけなんです^ ^でも、ご注意を!いつもの髪のさわり方を直さなければ、1~2ヶ月もするとビフォーの状態に簡単に戻りますからね!

 

適切な髪のお手入れを♪

笑顔のミナさん

ミナさん、これからは適切な髪のお手入れをして色々なヘアスタイルを楽しみましょうね♪ブログの撮影にもご協力いただき、ありがとうございました(≧∇≦)

今日はここまで!

ってな

ちん!!

中庭とミナちゃん

 

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