乾燥肌に合うファンデーション選びと保湿ケア
はじめまして。コスメコンシェルジュ、美容家、メイクアップアーティスト、美容ブロガーとして活動するEBATOです。
メイクレッスンにいらっしゃる生徒さんたちもそうですが、乾燥肌に悩む人がとても多いなという印象を受けます。乾燥することで肌のくすみ、ごわつき、化粧ノリが悪くなるほか、シワが増えるといった深刻な悩みも。
今回のブログでは、さまざまある乾燥肌対策の中でも、意外と知られていないファンデーション選びとその塗り方、保湿ケアについてアドバイスします。
乾燥肌に最適なファンデーション
乾燥肌に悩む人の多くが、リキッドファンデーションを選びがちですが、私はオススメしません。水分が多いリキッドファンデーションもあり、ツヤや透明感を出すには向いているのですが、乳化剤(界面活性剤)や防腐剤が含まれているため、肌への刺激になり乾燥を助長してしまう場合があるからです。
クリームファンデーションも同様で、保湿剤によって潤いある仕上がりにはなりますが、乳化剤や防腐剤の成分で乾燥を招く恐れがあります。
乾燥肌に悩む人に私がオススメしているのはパウダーファンデーションです。乳化剤は含んでおらず、水分も含んでいないので防腐剤が少なくて済むのです。
パウダーファンデーションの上手な塗り方
パウダーファンデーションだと粉浮きが気になって敬遠する人がいるかもしれませんが、塗る前の保湿をしっかりすることで、徐々に皮脂となじんで美しい肌に仕上げることができます。
パウダーファンデーションは、パフを使って塗りましょう。ブラシよりもファンデーションがしっかりと密着するので、崩れにくくなります。
プロがやってる保湿ケア
メイクをするうえでベースづくりは非常に大切です。EBATO流保湿ケアの最大のポイントは、油分は控えめにし、水分を多く与えること。
①洗顔をしたら化粧水をたっぷりとつけます。このときコットンよりも手でやさしく包み込むようにして付けると、肌への負担も少なく手のぬくもりで化粧水の浸透効果を高めることができます。
②セラミドやヒアルロン酸など保湿成分を多く含む美容液をたっぷりと塗り、その次に乳液や保湿クリームを少量だけ重ねます。
③すぐにパウダーファンデーション…といきたいところですが、5~10分程度の時間をおいてから塗りましょう。そうすることで肌なじみがよくなり、ファンデーションがムラなくきれいに仕上がります。
乾燥肌を改善するためには、保湿ケアだけでなく正しいベースメイクをつくる必要があるということを覚えていてください。
美しい肌を保つための参考にしていただければ幸いです。