ホルムアルデヒドの被害に合わないためのマツエク
こんにちは。千葉から可愛いを発信!マツエクサロン『asöt eye design』店長の吉沢です。
マツエク時に起こるアレルギー反応の原因、「ホルムアルデヒド」について今日は解説していきます。
ホルムアルデヒドとは?
なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、私達アイデザイナーは知っておくべき言葉ですし、ちゃんと理解しておく必要があります。
ホルムアルデヒドは、毒性の強い有機化合物の一種で、マツエクの装着で使うグルー(接着剤)が、空気中の水分と反応し固まるときに発生します。グルーの成分として入っているのではなく、乾くときに起きる化学反応によってホルムアルデヒドが拡散。それがアレルギー反応を起こしてしまうんです。
残念ながら、ホルムアルデヒドが出ないグルーは、現時点では存在しません。
asötでは、お客様に安心してマツエクを楽しんでいただくために、日本製の信頼できるメーカー様のグルーを使用しています。
ホルムアルデヒドを吸い込むと…
ホルムアルデヒドが体内に入ると、一体どんな症状になるのでしょう。
一気に大量に吸い込んだ場合、呼吸困難や肺浮腫になり、さらに長期に渡って吸い続けると結膜炎や咽頭炎を引き起こすと言われる他、発がん性のある物質でもあるんです。
マツエクでホルムアルデヒドのアレルギー反応が起こると、次のような症状が出ます。
・眼球が赤くなる(施術中に寝ていて目が赤い、コンタクトを使用したまま目を閉じていたは除外)
・瞼が腫れる
・かゆくなる
アレルギー反応は、いつ、どんなときに、誰に起こるかは予想できません。初めてマツエクをしてアレルギー反応が出てしまう方もいれば、長年やっているのにいきなり出てしまう方もおられます。
ではとうしたら自分を守れるのか。大事なのは、信頼できるサロン選びです。
ホルムアルデヒドのアレルギー反応から身を守るには
施術者は美容師免許を所持しているのか、店内は清潔なのか。また、asötのように空気清浄機などでホルムアルデヒド対策を行っているか。
使っている道具はしっかり消毒され、管理されているか、を確認しましょう☝️
また、ご自身が気を付けておくべきこともあるので紹介します。
【体調を万全に】
寝不足や体調不良のときは、アレルギー反応が出やすくなりますので、マツエクをする日は120%元気な状態でご来店ください。妊娠中や花粉症の時期なども、出やすくなりますので要注意。
【なるべくスッピンで】
ファンデーションやチーク、アイシャドウくらいでしたら大丈夫ですが、アイメイクは注意が必要です。エクステの持ちに関係してくるので、マスカラ・ビューラーは控えていただくのですが、意外と知られていない「アイプチ」や「アイテープ」は外していらしてください。
【施術後6時間は濡らさない】
asötでは、施術後のお客様に「6時間は濡らしたり触ったりしないように気をつけてください」とお伝えしています。これは、エクステの持ちが悪くなるからだけではなく、水分と反応して発生する「ホルムアルデヒド」対策でもあるのです。
ちょっと怖い話もありましたが、少しでも参考にしていただけましたら幸いです。