生まれてはじめて美味しいと思った「お稲荷さん」
福岡で料理屋を営む『海木(かいぼく)』の「だしいなり」を、友人にお土産でもらいました。
海木の「だしいなり」の特徴は水分を全く含まないとても割れやすい油揚げを使用し、割れないように丁寧に拭いながら油抜きを行い、特製のかつおだしでじっくり時間をかけて炊きあげていること。
ひとくちかむとお出汁がじゅわっと口中に広がり幸せな気分に♪
正直、実家で出されたものはイマイチだった(母よ許して)し、「なんて地味な食べ物なんだ」とトキメキを感じたことがなかったしで、私にとってのお稲荷さんは”好き”とか”嫌い”という次元を越えていました。
それが…こんなに美味しい食べ物だったなんて。今まで見向きもしないでごめんなさい。
しっとりした油揚げと、お出汁の奥深いコクをゆっくり味わう食欲の秋のある日でした。
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