toggle

【柳亜矢子】髪も肌もケアするハイブリッドコスメで忙しい女性を快適に美しく

美容師が開発に携わったものや、サロンオリジナルのヘアケア商品が活況の中、女心をギュッと掴んで離さないスタイリング剤がある。可愛い見た目だけでなく厳選された成分でマルチユースできる『LILAY(リレイ)』だ。テレビや雑誌などでたびたび紹介されるほど大好評の「LILAY トリートメントバーム」に続き、今年発売されたのが「LILAY ラップミスト」。プロデューサーの柳亜矢子(表参道のサロン『broocH(ブローチ)』ディレクター)に、プロダクトへの想いを聞いた。

『LILAY』をプロデュースした経緯とは

スタイリストという仕事柄もあって、元々スタイリング剤やオーガニックを含めたコスメ全般に興味を持っていたんですが、自分のお客様にもっと心地良い商品を提供したかったというところからはじまりました。それも、中身だけ関わるのではなくパッケージまですべて自分たちの好みのものをつくりたいなと。いわゆる”パケ買い”できるようなビジュアルも非常に大事だと思っていましたから。

LILAYをプロデュースして間もなく、ロフトさんや東急ハンズさんでの取扱いがはじまったり、ヘアメイクの撮影で使っていたときに編集さんやライターさんの目に留まってメディアで紹介していただいたりと、予想以上にブランドを知っていただけました。ビープルバイコスメキッチンさんで販売されることが決まったときには、「一般の人にこそ使って欲しい」という想いが叶った気がしましたね。

ブランド名の由来、コンセプトを教えてください

ライラック(甘くやさしい香りを放つ落葉樹)には、青春、初恋、フレッシュなどの花言葉があります。ブランド自体をフレッシュなイメージにしたかったから、ライラックをフランス語で表記した”LILAS(リラ)”と、商品を自分の髪や肌に重ねて使うところから、重ねる・レイヤー(段)という意味の英語”LAYER”などをかけ合わせた造語です。

フランスで「リラの咲く頃」とは、”素晴しい季節”を表すそうで、そういう言葉の印象がすごく良かったから、使ってくれる人の生活が素晴しいものになりますようにと願いを込めて、ブランド名を『LILAY』にしました。

都会で忙しく働く女性が、限られた時間の中でいかに簡単にスタイリングできるかがコンセプト。それが、ブランドメッセージに記した「働く日、遊びたい日、少しだけリラックスしたい日。一人一人のライフスタイルにフィットする、デイリーユースなアイテム。シンプルライフにもっと潤いを」になります。

トリートメントバーム、ラップミストそれぞれこだわった点は

いっぱいあるんです(笑)。顔の近くで使うものだから天然由来成分でつくりたかったのと、あとはどちらも容器を軽くするようにしました。女性はどちらかと言えば小さいバッグを持ちたいし、荷物は軽く済ませたいですよね。だから、持ち運びできる軽さでシンプルなデザインのものを快適に使えるようにと。これは、LILAYが大切にする「シンプル、コンパクト、コンフォート」につながります。

【トリートメントバームのこだわり】

今までのスタイリング剤は、使った後どうしても手を洗いたくなるじゃないですか。顔についたら嫌だし、人によっては肌荒れしたり頭皮に痒みが出たりするし。それとバームタイプにありがちな、硬くて溶かすまでに時間がかかる、つけると重く感じる、シャンプーが泡立たない、洗い流しても油膜感が気になるという点を解消したかったんです。ナチュラルな成分と香りで、かつ使いやすいテクスチャーにするため試行錯誤した結果、LILAYは柔らかく長時間つけていても軽い仕上がりになりました。

美容師目線でというよりは、自分が一般の人だったらこんなのが使いやすいはず、という視点でつくったのがこのバームです。ハンドクリーム代わりにポーチに入れて持ち運ぶ方もいらっしゃいます。

【ラップミストのこだわり】

オイル、バーム、ジェル、セラムなどいくつかあるスタイリング剤の形状の中から、自分のライフスタイルで必要なものって何だろうと考えたときに、シュッシュッと振りかけるだけで髪がおさまるミスト状のものがあったらいいなと思いついたんです。

うちのサロンはファミリーでいらっしゃるお客様も多いのですが、細く絡まりやすい小さな子の髪をとかしにくそうにしているスタッフの姿を見て、ブラッシングするときの引っ掛かりを回避できるようなものがあればなと。あと私自身、寝癖がひどいのでそれを直せるオイルの入ったものが欲しくて、水分が飛んだときに油分がほんのり残るくらいの設計にしたのがラップミストです。パーマのカール感を再現できたり、ドライヤー前のオイル代わりや全身の保湿としても使えるようにしました。

髪のゴワつきが気になる人、柔らかい髪だけどカラーリングでパリパリしちゃっている人ほど、このミストの継続使用でおさまり良い髪に変わってきています。

朝は寝癖直しですが、夜はアウトバストリートメントで使っていただくのが一番のオススメ。肌にもOKなので、スキンケアの間に手を汚さずシュッシュッとできます。持ち運びしやすい軽さだからジムやヨガスタジオに持参しシャワー後の全身保湿としても活用いただけるので、使う場所を選ばないのもラップミストの特長です。

オフィスで肌や髪の乾燥を感じたときや気分を入れ替えたいときに保湿と同時にリラックス効果を得られるよう、天然香料を配合しました。

『LILAY』はどんなブランドでありたいですか

オトナ女子はキレイになりたいし、ケアもしたいんだけど時間がないし、なるべく手間を省きたい気持ちがあるんですよね。LILAYは、時間をかけずに簡単にキレイを叶えるブランドを目指します。毎日の生活の中でいかにラクしてケアしやすいかを重視してつくっているので、特に都会で働く忙しい女性に使って欲しいです。

使う人のライフスタイルに合わせて商品を選べるよう、今後はどんどんアイテム数を増やしていきます。今ある2アイテムはメンズの方にも使っていただいてますが、容器のカラーが女子っぽいのでユニセックスなものの展開も視野に入れつつ、メンズコスメ市場が活気づいている今、ジェンダーレスなアイテムづくりも検討中です。

LILAY トリートメントバーム 天然由来成分95%
40g 2,500円(税抜)

LILAY ラップミスト 天然由来成分97%
120ml 2,700円(税抜)

どちらも保湿、補修、UVケア成分を配合。全身で使用可能です。

プロフィール

国際文化理容美容専門学校卒業後、都内1サロンを経てブローチのオープニングスタッフとして参画。サロンワーク以外に、雑誌をはじめとする複数メディアでのヘアメイクやコンテスト審査員なども務める。

柳亜矢子

broocH ディレクター
関連記事