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ジアミンアレルギー予防のための「ノンジアミンカラー」徹底解説!

ジアミンアレルギーって?

白髪のある頭頂部

“ジアミンアレルギー”とは、ヘアカラー剤に含まれる「ジアミン」という染料により引き起こされるアレルギーです。

「ジアミン」は毒性が高いことで危険視されていますが、ヘアカラーにおいては色持ちや発色の良さから多くのカラー剤に使用されています。

ジアミンアレルギーは花粉症などと同じように、個人の許容量を超えることでアレルギー症状が出てくるといわれています。

ジアミンアレルギーはいきなり発症します。アレルギーになったら、治すことはできません。それ以後、ジアミン配合の薬剤を使用することはできません。

このジアミンアレルギーは、発症する方をはじめ、その予備軍も年々増えていると言われています。

そこで予防策として注目されているのが『ノンジアミンカラー』。その名の通り、ジアミンを含まないカラー剤として大きく注目されています。

 

ノンジアミンカラーとは?

ジアミンアレルギーの方が反応するジアミンという染料を別の染料に置き換えたカラー剤です。

ジアミンを含まないため、肌にかかる負担や刺激、アレルギー反応を抑えながら安全にカラーリングを行なうことができます。

 

白髪も染められるの?

カラーチャートと髪の毛

ノンジアミンカラーでも白髪を染めることはできます。しかし、ジアミン染料の含まれているカラー剤と比較すると、明るさによっては色が薄く感じられるかもしれません。

ジアミンは毒性がありつつも、一度染めると色が抜けにくく、色持ちがいいというメリットを持つ染料。やはりジアミン染料の入っているカラー剤の方が色持ちは良いです。

しかし、肌への負担やアレルギーリスクの回避を考えると、ノンジアミンカラーのメリットは大きいもの。明るすぎる色でなければ、白髪もしっかりと染めることができます。

何を一番に考えるかということが大切です。

 

実際の色持ちはどれくらい?

暗めの色で1.5ヶ月、明るめの色だと1ヶ月ほどでしょう。ジアミンの入ったカラーよりも色持ちする期間が短いので、毎回抜けた色を補う必要があります。

ただ、ノンジアミンカラーはベースがトリートメントでできているので、繰り返すたびに髪の補修やツヤ感が期待できます。

肌にも負担がかかりにくいので、カラーをしながら髪のケアもできるメリットがあります。

年齢とともにハリ、コシやボリューム、ツヤ感がなくなってしまった…と悩まれている方にもぴったりのカラーです。

 

ノンジアミンカラーの色味はどれくらいある?

オレンジのヘアカラー

通常のカラーと同じくらいあります。ただし…通常のカラーと違うところがあります。それは明度のバリエーション。

例えば、通常のカラー剤でオレンジであれば「6トーン/オレンジ」「8トーン/オレンジ」…「14トーン/オレンジ」と“明るさ”と“色の数”だけ薬剤があって、仕上がりのイメージに合わせて染めていきます。しかし、ノンジアミンカラーの場合は「オレンジ」のみです(笑)

正確にいえば、原色のオレンジとクリア剤(無色)があり、これを混ぜ合わせて通常のカラーと同様に明度と色味のバリエーションを作り出します。これがめちゃくちゃ難しいので、使いこなすのに一苦労です…!

逆にいえば、すべての色の原色がそろっているので細かい微調整をしながら、通常のカラー剤よりも幅広く色味がつくれます。

白髪染めだけではなくオシャレ染めもあるので、若くしてジアミンアレルギーを発症してしまった方でも安心して染められます。

 

ジアミンアレルギーじゃない方にもオススメ

この記事を読んでいるということは、少なからずヘアカラーの刺激などで悩んでいる人ではないでしょうか。

そんな予備軍の方こそ、ジアミンアレルギーを発症する前に対策を取る必要があります!オススメの染め方をご紹介します。

■オススメの染め方(1)いつものカラー周期にノンジアミンカラーを組み込む

例えば、今月は通常のカラー、来月はノンジアミンカラー、再来月は通常のカラー、その翌月はノンジアミンカラー…と、いつものカラーの間にノンジアミンカラーを挟みます。

そうすることで、年間でジアミンに触れる回数を半分に減らすことができ、ノンジアミンカラーのデメリットである色持ちの悪さもカバーすることができます。

■オススメの染め方(2)通常のカラー剤とミックスする

カラー剤をミックス

通常、カラー剤は1剤と2剤をミックスしてつくります。そこにノンジアミンカラーをミックスする場合は、1剤と2剤とノンジアミンカラーをすべて同量で割ってつくります。

そうすることで、ジアミン濃度を半分に抑えることができ、カラー1回ごとのリスクも減らすことができます。

仕上がりも、ジアミン染料の良さとノンジアミンカラーのベースであるトリートメント染料の良さのいいとこ取りができるので、色持ちよくキレイに染められます。

 

まとめ

ノンジアミンカラー

昔のように、白髪をただ染め上げるだけの時代はもう終わりました。

いま何も問題がない方達こそ、将来を見据えたカラーリングを行なっていく必要があります。

たかが1回のカラーとは思わずに、リスクを減らすことにこだわるかこだわらないか?それが将来の頭皮や髪の状態を大きく左右します。

僕のところに相談に来られる方の多くは頭皮に異常があったり、すでにアレルギーを発症してしまった方々です。そして皆さん、口をそろえて「カラーでこんな目に合うとは思ってなかった」とおっしゃられています。

そうならないための対策はもちろん、そうなってしまった方は今後どのように白髪と向き合っていくのか。

そういったことを考えることが僕の務めであり、仕事だと考えております。

何かご不明点があれば、ご来店できなくてもお気軽にご相談ください^^

アドバイスなどでお役に立てるかもしれません。

 

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