寒色系カラーの悩み「肌くすみ&濁り」の解決法
長らくトレンドだった赤みを消したカラー。今ではすっかりスタンダード化していますね。
そんな中、こんなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
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- 1.肌がくすんで見える、顔色が悪く見える
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- 2.透明感がなく、色が濁って見える
など、ご新規のお客様にヒアリングをすると、こういった意見が非常に多いです。
今回は赤みを消したカラーにまつわるお悩みをひとつずつ紐解いていきます^^
1.肌がくすむ、顔色が悪く見える
最近よく耳にするお悩みで、もはや赤みを消したカラーの“あるある話”です。
日本人の肌はもともと黄色みを持っているので(ホモサピエンス的に言えばモンゴロイドのことですね・笑)、ブルーやグレーといった色味はお肌をくすませてしまう可能性があります。
ここですごく大事になってくるのが、「メイク」と「ファッション」のバランスです。
どんなにきれいにカラーを発色させても、肌色、肌質はもちろんメイク、ファッションなども含むひとり一人の“パーソナルカラー”にあってなければ違和感が生まれてしまいます。
ファッションやクリエイティブという専門分野において“雪山にパンツ一丁”のような少しの違和感は必要なエッセンスだと思いますが(笑)、一般的なファッションでは大きな違和感になってしまいます。
この大きな違和感がヘアカラーと肌色のミスマッチを生んでいるんです!
普段のサロンワークでお客様には細かく解説していますので、興味がある方や自分に似合うものが知りたい、今までのヘアカラーにしっくりこないという方はお気軽にご相談ください^^
キレイな色に染まったお客様の髪色を思い浮かべてカラーをするのではなく、お客様がキレイになった髪をなびかせて街を歩く後ろ姿を思い浮かべてカラーをしています。
透明感がなく、色が濁って見える
「グレージュ」や「ブルージュ」といった赤みを消した寒色系のカラーにしたい!という方は多いですよね^^
僕もすごく好きなカラーです。しかし、寒色系カラーならではのお悩みも多くあります。
そのひとつが「透明感がなく、色が濁って見える」ということ。ではなぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?
考えられる要素としては、
- 過去に縮毛矯正やパーマをしていて毛先のダメージがひどい
- 薬剤の調合でいろんな色を混ぜすぎている
といったところでしょうか。(キラーン!ここは腕の見せ所!!!)
まず「過去に縮毛矯正やパーマをしていて毛先のダメージがひどい」場合。髪の毛がタンパク変性を起こしている可能性があります。
タンパク変性を起こしていると透明感のある色が出づらいので、薬剤を変えてよりクリアな色味を作ります!
次の「薬剤の調合でいろんな色を混ぜすぎている」場合。
カラー剤は絵の具に似ていて、色味を混ぜれば混ぜるほど濁って黒に近くなります。
これは減法混色(かっこよく言うとsubtractive mixtureです・笑)という理論に基づくもの。
特にくすませたカラーや赤みを除去するカラーでは色味をたくさん混ぜてしまいがちですが、そうすると「くすみ」ではなく「濁り」を生んでしまいます。
できるだけシンプルに的確な比率でつくることがポイントです^^
これはちょっと美容師向けな内容になってしまいましたが、クリアな透明感のあるツヤ髪グレージュを生み出す要素はここにあります!
何言ってるかよくわからないけど「なんか任せてみよ~」って思ってもらえたら本望です☆(ニヤリ)
わからないことや気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください^^
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