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アップスタイルを可愛く似合わせるポイント5つ☆

セットアップのお客様

セットアップ(結婚式などフォーマル用ヘアアレンジ)の予約で来店されるお客様は、結婚式やその二次会などに参加される方がほとんど。

すなわち「お店を◯◯時までに出たい!」というアウト時間が決まっているケースが多いもの。

そんな限られた時間の中で、いかにお客様に似合ったセットアップができるか?

それが美容師の腕の見せどころです!!

とはいえ、美容師がやりたいと思って腕の鳴るアップスタイルがお客様の満足に繋がるかというと、必ずしもそうではないと思います。

例えば、黒髪でクール系のお客様に巻き髪&編み込みでふんわり系のテッパンアップをした場合…これは“美容師の自己満足”だと思うのです´д` ;

今回はあくまで辻川の主観ですが、お客様に似合ったアップスタイルをつくるときの「辻川’sポイント」をあげていきたいと思います。

スタッフの大月に協力してもらい、写真付きで説明していきまーす!

ポイント1:アップにする位置決め

まずはどの位置でアップにしたら似合うのか?鏡に写ったお客様の姿を確認しながら、お客様と一緒にしっくりくる位置を決めていきます

アップする位置決め

この時点でお客様の嫌いな位置はもちろん、好みのテイストも聞き出します!

個人的には、この位置決めでのお客様とのコミュニケーションで仕上がりが8割決まると思っています。

ポイント2:横から見た印象も考える

正面から見て似合いそうな位置が決まれば、横から見たときの印象もあわせて考えます。

横から見たときの印象

耳を基点に高い位置になればなるほどフレッシュで若々しい印象になり、逆に耳より低い位置になればなるほど落ち着いた大人の印象になります。

ポイント3:耳の見せ方

耳より高くあげるときは関係ありませんが、耳と平行~それより下でまとめるときは耳の見せ方もポイントになってきます。

耳の見せ方

耳を出すか、少し隠すかでも見え方の印象がガラリと変わります。

ポイント4:顔まわりの見せ方

お客様にも目に見える顔まわり。これをどぉつくるかも大きなポイントだと思います。

顔まわりの見せ方

写真のとおり、分け目や前髪の流し方で印象が変わってきますよね。

パートをどこにおくか、前髪の処理をどーするかなど、どれも印象を左右する大切なポイントです。

ポイント5:頭のかたち

最後は頭のカタチをいかにキレイに見せるかというところ。

頭のカタチ

ここまでザックリ決まれば、後はねじったり、編んだり、崩したりで完成を目指します。

今回はアレンジテクニックに入る前の基本的なお話でした。

ですが、こうやってひとつひとつベースを確認して、アップのカタチを決めていくことは“似合うスタイル”をつくる上で重要です。

少しでも辻川の頭の中が伝わって、可愛いアップスタイルをつくるエッセンスになれば嬉しいです♪

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