ブリーチした髪にパーマはかけられる？パーマ美容師が徹底検証

検証！ブリーチヘアにパーマはできる？

最近は傷まないブリーチ剤などの登場で、ブリーチを使った明るいカラーに挑戦しやすくなりました。

そこで、ブリーチした髪にパーマはかけられるのか？という疑問をお客様からいただいたので、実際に検証して確かめてみたいと思います！

パーマ美容師の腕がなりますね！

まずは何もしていない毛束Aと、ブリーチした毛束Bを用意します。

この2つの毛束を同じ薬剤、同じロッド、同じ巻き方、同じ放置時間のもと、パーマをかけていきます。

ロッドを巻いて薬剤を浸透中…

かかり具合はこれだ！

全然違いますね！

ブリーチをした毛束Bの方はクタッとしてパーマがゆるくなっています！

ちなみに半分だけブリーチをした毛束にもかけてみました。

グラデーションカラーやデザインカラーでブリーチを部分的にしている方は必見です。

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やはりブリーチをした毛先の方は、弾力もなくクタッとしています。

ブリーチ毛にパーマがかかりにくい原因

ブリーチした髪はタンパク質が流れ出たり、キューティクルが剥がれてしまったりしているので、カールを固定させることが難しいんですね。

今回は何もしていない毛束とブリーチした毛束を同条件で検証した結果、かかりにくいことがわかりました。

もちろんブリーチした髪の状態に合わせて薬剤や掛け方を工夫すれば、パーマをかけることも不可能ではありません。でも、基本的に僕はやりません。

なぜなら、“柔らかく質感の良いパーマ”をかけることが難しいからです。

しっかりカウンセリングを！

何にせよブリーチした髪にパーマをかけたい場合は、担当の美容師さんとしっかり相談することが大事ですね！

せっかくパーマをかけたのに、柔らかで質感のあるカールが出ないどころか、髪がボロボロになってしまっては悲しいですもんね。

いかがでしたでしょうか？参考になれば幸いです。