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サロンカラーとホームカラーって何が違うの?スタイリストがわかりやすく解説

最近、『美容師が知っておきたい50の数字』という本を読みました。

美容師が知っておきたい50の数字

「美容師が知っておきたい50の数字」 野嶋朗 ・ 田中公子・ 増田ゆみ/女性モード社

こんな真面目な本もサロンの接客に役に立てたり、後輩指導に活用したり(読んでいる自分に酔いしれたり)するために、たまーーーーに読んだりするんです(笑)

その中で、気になる数字を見つけました。

この1年間に、サロンでヘアカラーをしたことがあるお客さま 46.8%

ふむふむ…ん!?

この1年間にホームカラーをしたことがありますか? 46.4%

驚くワタナベ

みなさんはこの数字、どう思いますか?美容師である僕としては率直に「え、ちょ、まじか!意外に多いな…」と感じてしまいました。

むしろサロンカラーとホームカラーの比率がほぼ半分、2人に1人は自宅でカラーリングをしているってことに驚きを隠せません。

さらに、この本の結果では年齢が上がるにつれてホームカラーの割合も高くなっていました。白髪染めを行っている方ほどホームカラーの割合が占めているっていうことが予測できますね…。

そもそも、どうしてサロンカラーじゃなくてホームカラーを利用するのか?ホームカラー利用者に話を聞いた結果を見てみると「サロンカラーにあまりメリットを感じられない」と回答された方が多かったようです。

本当にそうでしょうか?今回は現役美容師である僕が、サロンカラーとホームカラーの違いを専門用語を使わずにわかりやすく解説していきたいと思います。

 

サロンカラーは薬の強さの調節ができる

髪を染める薬剤にはそれぞれパワーがあります。美容室では強いものから弱いものまで取り揃えており、僕たち髪のプロである美容師がお客様の髪質やダメージを考えて選んだり、なりたいイメージにあわせて選んでいます。

つまり、きちんと薬剤のパワーと髪の相性を見極めているってことです。その一方で、ドラッグストアで売っているような市販の薬剤はすべてハイパワー!!どんな方でもどんな髪質でも染まるようにつくられているので、市販品は染色の加減はもちろんダメージさえも手加減してくれません。

例えば、あなたの髪がダメージなどで弱くなっていたとしても、容赦なく攻めてくるということです。

 

多くの薬剤からその人にあったものを選択

多くの薬剤からその人にあったものを選択

ドラッグストアのヘアカラー剤の売り場で迷ったことはありませんか?

「何色にしようかなぁー?るんるん♪」と、楽しみながら選んでいる方もいらっしゃると思いますが、多くの人は何を選べばいいのか迷うはず。結局、いつも使っているお気に入りの商品に落ち着いたり、もしくはパッケージを見て何となく選んでしまっていたり…。

サロンには市販のカラー剤より、はるかに多くのラインナップが取り揃えられています。その数、200種類以上。例えば、人気の「アッシュグレー」だけでも数十種類があります。

そんな膨大なカラー剤の中から、僕たちはオーダーされた色に最適なものを選択、あるいはミックスすることでお客様の要望を叶えるカラーをつくりあげているんです^^

美容師の中には、ごくまれにたくさんのカラー剤を眺めていて気が遠くなることがあるとかないとか(笑)(あくまでも噂です♪)

 

クオリティーがものを言う

サロンカラーには、やはりデザイン力があります!

ホームカラーで透明感は出せますか?
明るく白髪を染められますか?
自分が思ったとおりのカラーリングができますか?

サロンではプロの手でしかできないクオリティーの高いカラーを提供しているんです。

 

一番は技術力、だって職人だもの

一番は技術力、だって職人だもの

僕の美容歴は今年で8年目に突入します。やはり技術力という点では、これまでの積み重ねが何よりものを言います。

アシスタント時代に死ぬほど練習し、これまでどれくらいの方にカラーを塗ってきただろう?薬剤の選び方、塗り方、時間などカラーに関わるすべての施術を最高レベルで提供すること。それをつねに行なっています。

今では年間2000人以上のお客様を担当していますが、その8割以上はカラーの施術があるお客様です。いつでもどんなときでも最高の施術を提供できるように、僕自身も日々レベルアップしています。

 

どうしてもホームカラーするときのポイント

ここまでお話してきて、いかがでしょうか?
美容室でカラーすることをおすすめしてきましたが、コスト面、時間、育児などさまざまな理由で、やむを得ず自宅で染めることもあると思います。

特に白髪染めをされている方でいうと、2週間ごとに染め直す方も多いので負担が大きくなりますね。そこで、ホームカラーで白髪染めをする際の対策をお伝えいたします。

 

1DAYカラーを使う

いまは色々なメーカーから1DAYタイプのホームカラー商品が発売されています。

ブラシタイプのものやファンデーションタイプ、マスカラタイプなどかたちもさまざま。自分にあったものを選んで使っていけば、次の白髪染め(カラー)までの間隔を伸ばせるはずです。

 

Tゾーン染め

本当はオススメしたくないのですが…どうしてもという方にはこれですね。

Tゾーン染め

間抜けな顔(笑)

見てのとおり、フェイスラインと分け目のみ染めてください。やるならクリームを付属のブラシで塗っていくタイプのものが望ましいです。

こちらも2週間で白髪や根元の色が気になってきたけど、次のカラーまで1ヶ月は持たせたい!という方の延命処置です。

 

サロンカラーに価値がないというのは…

なんだか寂しいですね…。僕たちが自信を持って提供しているものに価値を感じてもらえていないということは。

だからこそ僕自身、あらためて来てくださっているお客様にあらためてサロンカラーの良さを伝えていきたいと感じました。サロンカラーはいいですよ^^

 

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