3ヶ月経っても崩れない「持続するカット」へのこだわり
美容師の持つ技術には、カット・カラー・パーマなどいくつかの種類があります。その中で自分が1番自信を持っているのが「カット」。デザイン性・再現性・似合わせなど、カット要素の中でも「持続性」に徹底的にこだわっています。そこは誰にも負けません!
持続性のあるカットにこだわるワケ
お客様がサロンにいらしたその日、いくらキレイに切れたとしても、いくら似合うように切ったとしても、そのデザインがすぐに崩れてしまっては本末転倒。“似合わせ”とか“再現性が高いカット”とはとても言えません。
オシャレなデザインや流行りのデザインなど、一瞬の可愛さはちょっとの練習で誰でもできてしまいますが、持続性のあるカットとなると、真の技術が必要です。
通常、髪は1ヶ月で約1.5cm伸びると言われています。カット後、お客様の髪が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と経過していく中で、どうなっていくかを想定したうえで、そのときにベストなカットをするには、相当の経験と知識、そしてテクニックなしには実現不可能でしょう。
髪が伸びてきて起こりうる現象を先回りしてカットしろ
師匠に教えられたこの言葉を胸に、お客様ひとりひとり真剣にカットしています。そのお客様が「カットしてから少し経つのにまだまだキレイなシルエットだよね~」と周りの人から言われるのが理想です(^∀^)。
3ヶ月経っても持続性のあるカット
最後にカットしてから3ヶ月経っても崩れていない!を実証してくれた今回のゲスト。
チハルさんです。実はカットセミナーを開催した際にモデルを務めてくれた方。
そのセミナーとは「フェミニン工事長なかじーのお仕事♪」と題して、中島のカットメソッドをはじめてお披露目したものでした。
「なかじーのカットメソッド」とは…
1. レザーを使ってベースカット
2. ドライヤーで乾かす
3. ストレートアイロンをする
4. ドライカットで微調整する
です。そのセミナー後、3ヶ月経過してのご来店で気になる髪の状態はこんな感じ。
若干のハネはあるにしても、髪がキレイにおさまってますね~。チハルさんからも「この3ヶ月はとっても快適でしたよ!」と嬉しいお言葉。
なかじーカット=3ヶ月崩れないカット、といっても嘘じゃない(笑)。
ということで、前回と同様にスパチュラを使ってウィービングカラーを施します。
レザーでこちょこちょ。
ハサミでちょかちょか。
完成♪
すごくステキですね~♪
毛量の多いチハルさんですが、顔とのバランス、首の美しい見え方、コンパクトなシルエット、そんなことを計算したうえで3ヶ月伸びた分をしっかりカットしましたよ。
持続性のあるカットとはいえ、3ヶ月以内に来てもらった方が嬉しい(笑)というのが本音です。チハルさん、またお待ちしていますね!!
ということで今日はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございます^_^。