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【前田珈琲@京都】京都人に愛されて半世紀

京都の街を歩けば、古き良き喫茶店も、洋風で今風のおしゃれなカフェもあるのが魅力。

河原町や烏丸付近は繁華街ということもあり、「ちょっと一息いれたい」前に、列に並ばなくてはならない場合も珍しくないので、いくら素敵なお店でも悩ましいところです。

そこで今回は、静かな場所でゆっくり喫茶を楽しみたい方に向けて、アクセスもしやすいオススメの場所をご紹介します。

国立博物館内に併設された老舗の喫茶店

京都駅から徒歩15分、京阪七条駅からは5分ほど歩けば見えてくる京都国立博物館の施設内にあるのが『前田珈琲』。入館券がなくても入店できるので、気軽に利用できます。

近隣にあるのは1001体の千手観音像を保有する三十三間堂や、紅葉の季節が特に素晴らしい養源院などがあるので観光も楽しめます。三十三間堂が無料開放される恒例行事「通し矢」が次週だとわかっていたのであえて避け、学生たちや団体が少ない日を狙って行きました。

混雑を回避するなら、近隣の無料開放日などは事前に調べていくのが吉です。

すでに国立博物館の新春展示は開始されていたのですが、店内は一人で利用されている方が多く、落ち着いた雰囲気。入店するとガラス越しにすぐに目に入るのが、赤いレンガが特徴的な明治古都館、綺麗に整備された庭園。かの有名な「考える人」も眺めることができます。

春・秋の季節はテラス席がとても心地よくておすすめ。店内の席は、最大でも10組ほどが座れるかなといった広さでした。

食事も喫茶も楽しめる豊富なメニュー

豊富なメニューから選んだのは、京博店限定のふわふわ玉子サンドとショコラケーキ。飲み物はスペシャルブレンド珈琲とカフェオレでした。

注文してから作られるふわふわ玉子サンドは、二人でシェアしてちょうどいいボリューム感。また、カップ&ソーサーがとっても可愛くて、各テーブルに色とりどり並んでいました。

素敵なカップと美味しい食事に会話も弾み、次に並んでいる方もいなかったのもあり、ゆったりとした時間を過ごしました。

前田珈琲は珈琲のネーミングがおもしろく、

・エチオピア南部産の「弁慶」

・ブラジル産の「牛若丸」

・祖父母の名前からとった「龍之助」と「富久」

などがあります。

店内でも、数種類あるコーヒー豆やグッズを購入できます。大きく漢字で書かれた名前が印象的なドリップパックはお土産にすると喜ばれること間違いなし。

別店舗のモーニングでは嬉しいサービス

こちらは別日に伺った、京都御所に隣接されたNOKU KYOTOホテル内にある『Noku Cafe』のモーニングです。

宿泊者以外も入店でき、パンのおかわりが可能で珈琲や紅茶などセルフサービスで楽しめるのが嬉しい。素朴なモーニングメニューにしっかりとした味わいの珈琲がバランスよく、オムレツにかけた特製ソースも美味しかったです。

前田珈琲は京都府内に13店舗もあるので、京都を訪れるたびに各地で楽しめそうですね。

伺った際はぜひ珈琲とフード&スイーツを頼んでみてください。ゆっくり休憩したいときや手土産にもおすすめです。


ライター:ayumi

感じたことをそのまま言葉に、わかりやすく。京都で暮らす日常を書いていきます。
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