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天然由来成分100%。「共に生きる」の想いを込めたフェアトレード自然派コスメ「Kune」

毎日の肌のお手入れに欠かせないスキンケア用品。自分のお気に入りのブランドをお持ちの方も多いと思います。

一方で、モノや情報があふれる時代。選択肢が多すぎて、何を基準に選んだら良いのか、悩んでしまう人もいるかもしれません。

直接肌につけるモノだからこそ、安心・安全で、使い心地も良くて、環境にもやさしいものを。自分の暮らしを大切にしたいと思うと、ついつい欲張りたくなりますよね。

そんな方に、おすすめしたいのがこちらです。

「共に生きる」の想いを込めたスキンケア

「Kuneクーネ」は、エスペラント語で「共に」を意味します。

この化粧品の販売元である「ネパリ・バザーロ」は、ネパールの貧困改善のために設立。日本国内で、立場の弱い人々への仕事作りの活動もしています。

東日本大震災以降、被災地支援を続け、東北の気仙地域の復興支援をスタート地元の素材を活かした商品の製造販売による、地域復興にも取り組んでいます。

2013年に販売が始まった自然派コスメKuneシリーズは

  • エッセンスローション
  • モイスチャークリーム
  • リップバーム
  • シャンプー
  • コンディショナー

などのラインナップがあります。

今回はその中でも、発売以来8年もの間、個人的に愛用中のエッセンスローションについてお伝えします。

食べてもおいしい自然の恵みと生産者の想いが凝縮された素材

Kuneは、植物由来の原料を使って作られています。

まずは椿油。

気仙地域には昔から多くの椿の木があり、3.11の津波でも耐え残ったそうです。防砂林にもなり、油を絞って販売もできる椿は、地元に眠る産業の宝。

製油工房「椿のみち」で一つひとつ手作業で選別され、生のまま圧搾した椿油は、食用としても使えるほどの品質です。皮脂に近い成分とされる「オレイン酸」を80%以上含み、高い保湿効果を持つため肌はしっとり。同じく、保湿効果があるとされる椿の葉エキスも配合しています。

昔から化粧水などに使われてきたゆず。ゆず風呂に入ると、お肌がしっとりとした経験がある人も多いのではないでしょうか。ビタミンCが豊富なゆずですが、特に種子には、肌の状態を健やかに保ち、肌荒れを予防するといわれる成分「リモニン」がたっぷり含まれています。

気仙地域のゆずは皮が厚く、香りも豊かと評判。ゆずの北限地域でもあるそうです。

他にも、伝統野菜を守るため活動をする「満福農園」の自根きゅうりエキス、壊滅的な津波被害から復興した「田老町漁協」の真崎ワカメエキス、ネパールの「The Beekeeping Shop」のフェアトレード天然ハチミツなど、作り手さんの顔が見えるものばかり。

自然の恵みと生産者さんの想いが、ギュッと詰まっています。

合成界面活性剤、鉱物油、合成着色料、合成香料などは不使用。読んで分かるモノが原料なので、子どもに使っても安心です。

家族で同じものが使える安心感は、ささやかながら嬉しいものですね。

今日も大丈夫だと、安心させてくれる使い心地

一言でいえば、手放せない。

自分の肌を触ったときに、「今日も大丈夫」という安心感を作ってくれる必需品です。

透明なローションはとろんとした液体でベタッとした感じはなく、しっとりと自分の肌になじんでいく感覚があります。特に乾燥する冬の季節には欠かせません。

数年前、いつも購入する最寄りの店舗でKuneのローションが在庫切れ。2週間ほど使えない期間がありました。仕方なく別の化粧水を使用していたのですが、びっくりするくらい肌がつっぱってしまい、カサカサに。

ようやく入荷して使えたときの安堵感と、じんわりと肌に馴染んでいく感覚は、今でも覚えています。

かすかだけど、ふわっと香るベルガモットの香りにも癒されます。

可愛らしい見た目、安心感のある原料、地域の仕事作りへの小さな貢献。

毎日使うものだから、本当に気に入ったモノを選びたい。

この冬の小さなお楽しみに、自分へのご褒美に、是非とも試してもらいたい一品です。


ライター:CHIHIRO

オーガニック&フェアトレード店で約8年勤務。地産地消に目を向けるべく、稲作農家でパート中のライター。趣味は旅行、読書、薬膳の勉強。バルト三国とフィンランドに取材に行くことが目標。好きな言葉はThink Globally, Act Locally.

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