退色が早い&黄色みが出てしまう方には「ブラウングレージュ」
前回のおさらいはこちら↓
ヘアカラーの色が抜けていくと、黄色やオレンジ色になってしまう人の原因
黄~オレンジに退色してしまうときの対策
特に日差しが強い季節はヘアカラーの退色も進みやすいもの。
紫外線による髪の傷みとともに、黄色みやオレンジ色っぽい色味がより気になってきた…という方も多いのではないでしょうか。
では、そんなときはどうしたら良いのか?
対策1:バイオレットを補って、黄色みを消す
これはヘアカラーではよく使われるおなじみの調合。
アンダーカラー(前回の記事を参照)に合わせて、補色となるバイオレットを入れて打ち消すという作業です。
アンダーカラーは髪の色が抜けた度合い(レベル)が高くなるにつれて、「黄色」や「オレンジ」に近くなっていきます。
「黄色」や「オレンジ」の補色、つまり反対の色は「紫」。
だから染色時にバイオレットを補ってあげることで、髪の色味を相殺させる効果が出てきます。
対策2:ニュートラルブラウンでグレージュに
これはアンダーレベルが高くなっている方にとても有効な対策法。
いつものグレージュカラーのベースにブラウンをアクセントに使っていきます。
ブラウンが入ることで色持ちが良くなり、色に深みも出ます。
特に退色を気にされてる方や黄色く抜けている方にはオススメです。
髪質、色の入り方、イメージ、ライフスタイルなど────
さまざまな要素からお客さまひとりひとりに、そのときにぴったりのカラーを提案することで楽しいハッピーライフを送ってもらえたら嬉しいです!^_^
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