40代からの女性を美しくする心がけ

白金美容薬膳主宰の吉原典子です。

「人の身体は、男性は8の倍数、女性は7の倍数で変化する」

CMで一度は耳にしたことがあるはずのこの言葉は、中国最古の医学書『黄帝内経』（こうていだいけい）に書かれていたものです。

前回の「35歳からの養生」に引き続き、今回は42歳からの女性が意識しておきたいことについて触れていきます。

 

変化と上手に向き合う

この世代からは、多くの体の変化と向き合うことになります。

実は私もこのステージにいて、このステージの仲良くしている友人や中医学仲間が集まれば、やはり体の変化の話が多いです。特に話題にあがるのが、月経の乱れでしょうか。

今まで周期が乱れずにいた方も、この数年で早くきたりまたは数か月間が空いたり。

その次に多い体の変化が冷えやむくみ。

見た目では代謝が落ちた、白髪が増えた、髪質が変わってきたシワが増えた、シミが出てきた…

もうあげるとキリがありません。。。。

 

「腎」を高めましょう！

おススメな薬膳茶は「黒豆茶」です。

黒い食材はホルモンや老化をつかさどる「腎」を高めます。

そしてこの黒豆茶にブレンドして飲みたいのは、何度も登場しているなつめとクコの実！

 

この2つは、老化にも美容にもおすすめですし、黒豆茶とも合うのです♪

もう少しさっぱりしたお味が好みな方や、このブレンドが少しもたれると思う方は、消化に良い陳皮（みかんの皮）や生姜をブレンドしてみてくださいね！

 

私は、40歳を過ぎてから薬膳の仕事を始めました。

アンチではなく、スローエイジングを心がけています。

お金をかければいくらでも見た目の美しさを買える時代になりつつありますが、折角自然療法を学んでいるので、できるところまでは医療に頼らず、自然のもので緩やかに年を重ねたいと思っています。