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知ってた?固形石けんの正しい使い方と洗顔方法

コスメコンシェルジュ、美容家、メイクアップアーティスト、美容ブロガーとして活動するEBATOです。

さまざまな形状の洗顔料が出回っていますが、あなたはどのタイプを使っていますか?

今回は、好き嫌いの分かれる固形石けんに着目していきます。

 

固形石けんのメリットデメリット

固形石けんは、汚れを落とすことを一番の目的としているため、洗顔料にもっとも適しているという見方ができます。紀元前3000年頃から存在していたと言われており、現在数多くある洗顔料の進化の元となっている存在です。

洗浄力が強く、肌に余分なものを残さない点も魅力のひとつ。

ボトルタイプやチューブタイプのような容器が不要なので、ゴミの量を減らすことができるのも推しのポイントです。比較的に安価で販売されているから、続けやすいのも長所。

一部で「固形石けんは肌に一番やさしいですよ!」と言う記事が出回っていますが、一概に一番やさしいとは言えません。

せっけんは油脂やアルカリ性物質を反応させてできた界面活性剤の一種なので、人によっては刺激が強いのです。敏感肌の場合には肌トラブルを引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

 

弱酸性の肌にアルカリ性の石けんは大丈夫?

肌は弱酸性で、固形石けんは弱アルカリ性の性質を持っています。アルカリ性は刺激が強く、肌にダメージを与えてしまうのでは、と心配な人がいるかもしれませんが、肌には中和能という機能を備えているので大丈夫です。

中和能とは、体内から分泌される皮脂や汗によってアルカリ性を中和し、弱酸性に戻す機能のことをいいます。

正常な肌であれば、およそ30分以内に元の状態に戻されるのですが、肌機能が低下していると肌トラブルを招くことも。

 

固形石けんの正しい使い方と洗顔方法

美肌を守るための洗顔方法にはコツがあります。

実際、私も固形石けんを愛用中なので、ぜひ参考にしてください。

まずは、洗顔をする前に手を綺麗に洗っておきます。

 

①固形石けんを洗顔ネット(網目が細かいものがgood!)を使ってよく泡立てる

②泡立てた固形石けんを皮脂の多いTゾーンから、頬、フェイスライン、最後に皮膚の薄い目元や口元にのせて泡を転がすようにやさしく洗う

③32~34℃前後のぬるま湯で、しっかりと石けんを洗い流す

④十分にすすいだら、清潔なタオルでやさしく押さえるようにして水気をとる

 

毛穴の汚れが気になるからといって、強くゴシゴシと洗ってはいけません。汚れを押し込むことになるうえ、強い刺激が思わぬ肌トラブルとなることもあります。

 

 

洗顔で固形石けんを使うことのメリットやデメリットをご理解いただけたでしょうか。

固形石けんといっても、最近は高保湿タイプのものや洗浄力を弱くしたもの、有効成分を配合した商品などたくさんの石けんがあります。

自分の肌に合った石けんを見つけてくださいね。

 

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