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「髪の余力」を見極めた“ダメージレス”大人グラデーション

今回の“とね’Sゲスト”はお久しぶりの、ステキな美人奥様マリコさん♪

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髪の余力とは

マリコさんは、定期的にカラーのリタッチ、カット、そして年に一度ストレートのリタッチをこまめにされ、大変お手入れの行き届いた美髪さんです。

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とはいっても、リタッチの繰り返しやストレートをしたことによる退色もあり、黄色く浮いてしまっているのが気になります。

それに加えて表面に大人髪(グレイヘアー)もちらほら。

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年齢とともに出現するグレイヘアーについては様々な対処法がありますが、マリコさんの場合、まだまだグレイカラー(白髪染め)をするには量が少ない状態です。全体を白髪染めする必要がないならしません!利根川が常日頃、もっともこだわっているのがお客様にとってできる限りダメージレスになること。

人には必ず、髪に対して行ってきた施術(カラーやパーマなど)の履歴が残っていますので、それによって今の髪の余力は部分部分で当然変わってきます。お客様ひとりひとりの髪の余力(どれだけダメージに耐えきれるか)を見極めるのは、美容師の大事な仕事のひとつ。

今回も、マリコさんの髪の余力を計算して進めていきます!

 

部分ごとに薬剤を選定

キレイなストレートヘアに見えても、実はかなりのダメージが蓄積されていることもあります。ダメージ度合に応じて、薬剤の選定、塗り分けがすごく重要なんです。

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根元〜中間にかけてのグレイヘアー+退色による黄色い浮きがある部分には、ファッションカラーとグレイカラーをmixして塗布。

明度をキープしながらグレイヘアーをぼかしていきます。

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中間〜毛先部分は微アルカリカラーでダメージを抑えて、自然なブラウンを足しながら色味を整えていきます。毛先5cmくらいには薬剤をのせずに、シャンプー時の乳化で色味を入れる計算です。

ストレートをされている場合は特に色を吸いやすいということもあるのですが、やはり髪へのダメージを抑えることを一番の目的に考え行っています。

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カットで毛先に柔らかさをつけて、完成♪

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根元から毛先にかけてグラデーションになるように塗り分けました。それによってグレイカラー特有の色の濁りを抑えた大人髪グラデーションの仕上がり!!

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赤みを抑えるために入れたマットの効果で、透明感のある上品なヘアスタイルになりましたね。

 

お客様の髪の余力に注力し、一回一回の施術によるダメージを最小限にしながら最高の仕上がりにしていきます!先を見据えたご提案を心がけておりますので、ぜひお気軽にご相談ください♪

 

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