第4のヘアダメージ「メラニンクラック」を修復

プロフェッショナル向けのヘアコスメメーカー『デミコスメティックス（日華化学株式会社）』は、新たな毛髪ダメージを発見。7年の歳月をかけて開発した毛髪ケアシステム「バルネイドシステム」を採用する新商品「FLOWDIA（フローディア）」を2017年9月4日に発売します。

第4のヘアダメージ「メラニンクラック」

これまで、髪に含まれるメラニンは小さな粒だと考えられていましたが、縦断面で見るという新たな解析をした結果、縦にいくつも連なっていることがわかりました。度重なるブリーチや紫外線などによりメラニンが分解されると、毛髪内に大きな空洞ができます。これが「メラニンクラック」です。

【メラニンクラックが及ぼす髪への影響】

毛髪密度の低下
ツヤの低下
ヘアカラーの退色
パーマがだれやすくなる
うねる
枝毛
パサつき

特許申請技術「バルネイドシステム」の完成

実は同社がメラニンクラックを発見したのは2010年のことでした。想定していたダメージの約10倍を上回るメラニンクラックには、深く浸透させる集中したケアが必要だったため、最良の方法を見つけるまでに7年。納得のいくケア方法を研究し続けた結果、導き出されたのが「バルネイドシステム」です。

従来の技術では補修成分が流れてしまいがちだったメラニンクラックのようなダメージ部分を、バルーン状に包み込むように定着させます。ダメージ部分にのみ反応し補修するため、本来補修の必要のないところが不自然にギラついたりベタついたりすることなく、サラサラと自然な質感に仕上げることが可能です。