クリクリPのひねもすのたりのたり哉:021


 
こんにちは、ハヤカワです。

前回の続きです。
たまにはちゃんと続きます。

ようやくプロデューサーとしての自覚にめざめ、
メディアづくりでいちばんパワーをかけるべき
コンセプトメイクに本腰をいれた僕。

スタイリストのセルフブランディングを支援し、
サロンジプシーを減らすとともに美容の世界で
働きたい人とサロンを結びつけ、さらに多言語化
対応によりグローバルなお客様にもリーチする。
かつ物販でサロンの収益チャネルをも強化する。

ま、ひとことでいえば「マッチング」ですね。
マッチングといえば、お手の物ですからね。
前職で13年間ひたすらマッチングのコンテンツ、
マッチングのメディアに関わってきたので…

と、たかをくくっていた(わけではないです)
ある日、チー坊からランチに誘われます。

こういうときの勘は割と働くほう。

(やばい…悪い予感がする)

と、いってもチー坊はワーママですからさほど
心配はしていませんでした。

女性メンバーとのランチで展開される三題噺

①実は彼と別れてモチベーションが…の巻
②結婚するので、仕事を辞めようと…の巻
③このたび、子どもを授かりまして…の巻

このうち①はないですね。
②も既に済ませております。
③は…ふたり目ということであるかも。
でもそれはそれでピーハツなことですしね。

だからただのランチだと思っていたのですが。

「すごく言いにくいことなんですけど…」
「おお、なんでも言って言って!」
「実は…」
「おう」
「(某大手)メディアから声がかかって…」

ファー
そう来たか。

しかしその(某大手)メディアは僕も知ってる
本当にいいメディアだったので、思わず

「そっかー…すごいじゃん、おめでとう!」

と思わず握手をしてしまったのであります。
だってそうでしょう。
毎日同じ釜の飯を喰って、一緒に仕事していた
仲間が世間から認められたわけですよ。

それこそインディーズでライブハウスを一緒に
周ってたバンドが一足先にメジャーデビューを
飾るようなもんです。

これを祝わずにいては男がすたる。

しかし、それはそれこれはこれ。
いまチー坊に抜けられたんじゃ困る。
ここまで進んだ話が止まってしまいます。
なんとか引き留めようとあれこれ手を打ちます。

幸い本人も迷っている状態です。

「もう少しじっくり考えたほうがいいんじゃね」
「某大手はすでに大手、ウチはこれからだぞ」
「もうメディア一個ぜんぶ好きにしていいから」

いろんなことを言います。
チー坊も「まあ、たぶん残ると思います」と。
ひとまずホッと安心します。

しかしそれから三週間後、

「やはり新しいところでチャレンジしたい」

という内角低めのストレートで辞意を表明。
その潔さを例の大臣にも見習ってほしいわね
と、いまなら笑っていえますが当時はもう、
そんな余裕ありゃしません。

とはいえ

彼女もとことん考えて出した結論ですし、
もういい大人なのでこれ以上は引き止めまい。
そう決めました。

そして『CLIP’CLIP』はメインエンジンを失い
前に進むこともままならない状態で大海原に
浮かぶ一艘の船となってしまったのです。

(どうしよう、俺編集長なんて無理…)

そんな僕がとった秘策とは!
次回を刮目して待て!

ばいなら!←力が入ってますね。

なりたいキレイを叶えるスタイリストマガジン「CLIP'CLIP」の編集部が発信するブログです。取材の裏話や今ハマっている“キレイを叶える”モノなど、編集部員の日常を綴ります。

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